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デスマーチからはじまる異世界狂想曲を読んで 感想・評価

ゲームの世界

作品紹介

「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」は、愛七ひろによるライトノベルを原作とした冒険ファンタジー漫画です。物語は、遅れに遅れているゲーム開発プロジェクトを納期に間に合わせるためにデスマーチ真っ最中のプログラマー鈴木一郎が、突然自身が開発に関わったファンタジー系戦争ストラテジーゲーム「WAR WORLD」に酷似した世界に放り出されてしまうところから始まります。直後、「蜥蜴人族の精鋭」300名から襲撃を受け窮地に陥りますが、「WAR WORLD」の初心者救済スキル「流星雨」で撃退し、大量の経験値を獲得したことで大幅にレベルアップし、各ステータスがカンスト、大量の戦利品とスキルを得ることに成功します。

剣と魔法が支配するファンタジーの世界で、のんびりとした生活を送ることを目指しながら、チート級の能力と豊富な知識を活かしてモンスターを討伐し、仲間たちとともに冒険を繰り広げていきます。

主な登場人物

  • サトゥー(鈴木一郎)
    本作の主人公。後に仲間となるアリサによると「柔らかそうな黒髪」で「無防備そうな表情」「バタ臭くない童顔」「華奢な体躯」に「ムダ毛の無いすべすべの手足」
    チート級の能力を持ちながらも温厚で善良な性格。
  • ゼナ
    主人公が初めて接した異世界人であり、セーリュー伯爵家家臣の魔法兵。
    ワイバーンとの戦闘中に危機に陥るが主人公に助けられ、恋心を抱くようになる。
  • リザ・ポチ・タマ
    最初の仲間となる亜人奴隷の少女たち。それぞれ、橙鱗族(蜥蜴人族)、犬耳族、猫耳族の亜人。
    セーリュー市で魔族が引き起こした迷宮迷宮事件に巻き込まれ主人が死亡。主人公に助けられ、行動を共にする様になる。
  • アリサ
    元日本人の転生者。
    クポォーク王国の王女として生まれ、転生前の知識で国を豊かにしようとしたが、国を隣国に乗っ取られ、姉妹で奴隷として売られていたところを主人公に助けられる。
  • ルル
    アリサの姉。
    日本人風の美少女ながら異世界の美的感覚では奇跡的に好まれないポイントが揃ってしまい醜女扱いされており、大きなコンプレックスとなっている。
  • ミーア
    エルフ族で本名はミサナリーア・ボルエナン。
    登場時は130歳でボルエナンの森の最も年若いエルフを名乗っている。

実際に読んでみて

作画の好み:8☆☆☆☆☆☆☆★★ キレイだと思うけど、好みは分かれるかも
ストーリーの好み:8☆☆☆☆☆☆☆★★
キャラクター:9☆☆☆☆☆☆☆☆☆★
アイデア・独創性:5☆☆☆☆☆★★★★★ 基本設定はよくある感じ
読みやすさ:9☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ テンポよいストーリー展開
エロ・お色気:4☆☆☆☆★★★★★★

2024年6月6日現在で、コミックは17巻まで発売されており、評価は微妙でしたがテレビアニメもされています。
絵柄もキレイで見やすくストーリー展開もテンポよく進んでいくので、わりと好きな作品です。

チート級の高い能力を持ちながら善良で温厚な主人公が、序盤だけでも、魔法兵の少女、獣人の少女、エルフの姫、日本人転生者の少女、ホムンクルスとバラエティに富んだ登場人物に囲まれながら、女性にガツガツすること無く、あまりエロい展開にもならない(商売のお姉さんとのワンナイトはあった)異世界ファンタジーもののテンプレートの様な作品。

5巻辺りで出てくる朽ち果てた鳥居の形をした転移門や記憶のフラッシュバックに現れた不思議な少女の記憶といった伏線ぽいエピソードが17巻現在回収されていないのが、地味に気になってます。。。。💦

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