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「異世界建国記」を読んで 感想・評価

異世界ファンタジー

作品紹介

孤児院で育った主人公は、交通事故にあって目覚めると見知らぬ少年の姿になって、深い森の中で目覚める。
森の中を彷徨っていると、神獣グリフォンに遭遇し、自身が異世界から「迷い人」だと知らされ、口減らしなどで捨てられた子供達の世話を依頼される。
「三年間は食料を運んでやる。その間に自給出来るようになれ!」
主人公は、アルムスを名乗り、現代の知識と生前の経験を活かし、子供達とともに農作物を作り、村を建てていく。

作品詳細

  • 著者(原作):桜木桜
  • 著者(漫画):KOIZUMI
  • キャラクター原案:屡那
  • 出版社:KADOKAWA
  • 連載・レーベル:ヤングエースUP・角川コミックス・エース
  • 発行巻数:9巻 2024年7月1日現在
  • 第一巻初版:2018年4月26日

登場人物

  • アルムス
    本作の主人公。子供の姿をしているがもともとは成人済の大学生。
    現代日本からの転生者で迷い人。
    異世界に来てグリフォンから、拾い子達の面倒を見るように依頼される。
  • グリフォン
    頭は鳥、体は獣の神獣。
    あまり人間に興味は無いが、自身の縄張り近くに捨てられた子供達を拾い食料を与えるなどの面倒を見てきたが、アルムスに子供達が独り立ち出来るまで面倒を見るように依頼する。
  • テトラ
    本作のヒロインその1で本名は、テトラ・アス。
    グリフォンが保護していた子供達の一人で10歳の少女で、家臣によって討たれたアス氏族領主の娘。
  • ユリア
    本作のヒロインその2で本名は、ユリア・ロサイス。
    街に買い出しに出た際に出会った少女で、アルムス達と月1回薬草(カラメル草)を金貨一枚で買い取る契約をする。優れた呪術師であり、ロサイス王国の国王の一人娘。
    ロサイス王国で王族に次いで権勢のある豪族の家長リガル・ディベルと婚約している。
  • リガル・ディベル
    ロサイス王国で王族に次いで権勢のある豪族の家長でユリアの婚約者。
    粗暴で思慮が浅く、酒と女と金しか頭にないと評され、すでに二人の妻を殺している。

実際に読んでみて

作画の好み:8☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 
ストーリーの好み:9☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 
キャラクター:7☆☆☆☆☆☆☆★★★
アイデア・独創性:8☆☆☆☆☆☆☆☆★★
読みやすさ:9☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 
エロ・お色気:3☆☆☆★★★★★★★ 入浴シーンぐらい?? 
TOMOYANのお好みメーター

現代知識があるとはいえ、あまりチートな能力があるわけでもない主人公が、子供達と村を開拓していくあたり、他と違って面白いです。
様々困難に遭いながらも、子供達を教育し、村を開拓・発展させ主人公が子供達とともに成長していきます。
やがて、ヒロインの両親の敵であるフェルム王討ち取ったり、王弟の養子になって王族に仲間入りしたり、主人公も子供達もどんどん出世していくのですが、ヤングエースUPのWEB漫画で一話あたりページ数が少ないせいもあってか、テンポが良く展開も起伏に富んでいるので読んでいて飽きません。

絵柄については、一昔前の少年漫画風ぽくもあり、ちょっと好みが分かれるかも知れませんが、基本的な画力は高くキレイで見やすく、個人的には好きです。

コミックスは現在9巻までの発売ですが、継続して購入して行く予定です。

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